チネチッタにてロードオブウォーを観る。
死の商人のはなし。
いきなり残酷なシーンで始まるけど。結構物事の真理を描いた映画だと
思う。
実は死の商人が悪いとは俺は思わない。だって需要があるから成立する
んだし、兵器はどんどん進化し大量生産されている。
イーサンホークが演じる捜査官は合法かどうかだけで判断しているが、
合法だったら兵器を作って、アメリカが仮想敵国を一方的に爆撃するのは
アリなんだろうか。
非合法なルートで入手した銃は被害者を生み出す?
だから非合法で流通することが問題であって、武器を製造するのは罪では
ない?そんな企業の都合のいい論理はちょっと理解できない。
確かに大量破壊兵器よりも拳銃のほうが人を殺す。それは間違いないが、
そんなこといったら、交通事故で死ぬ奴のほうが多いだろう。
1つの数字にこだわりすぎると全体が見えない。法は大事だが縛られすぎても
いけない。俺はそう思う。