ナイチンゲールの沈黙

ナイチンゲールの沈黙

バチスタの人の第二段。正直一作目ほどの面白さはなかった。別にミステリー抜きでもよかったと思うんだが、今回の話は。とはいえ、暇だったとはいえ一日で読破したんだから定価分の面白さはあると思う。前回はどうだったか忘れたが、今回はセリフの間の視点がコロコロかわっているのが気になった。読みにくい。あとセリフも誰が喋ってるのかわかりにくし、これは登場人物の個性の問題だろうな。いろいろ形容して個性を出そうとはしているのはわかるんだが。後者の問題は何回かシリーズをこなしていくとこの問題は解決されそうだが・・。多分まだ続けるんだよね？このシリーズ。まあ嫌いじゃないから買うけどね。

以下ネタバレ
どうせなら、歌を使って誰かに殺させたとかのほうがずっと面白かったと思うんだが・・・。この小説を読んで一番爽快だったのは中堅女医が系列に飛ばされたとき。ところで紙芝居はほんとにある手法なんだろうか。暇があったら調べてみよう。多分無いと思うけど。
個人的には加納が、麻雀でいえば、配牌直後に上がり手を一点待ちしたところまでかっこ良かったけど、その後の手作りは白鳥にやらせるのはどうかと思う・・・。それで警察庁のエースってなぁ・・。人には役割があるってことなのかな。