甲子園

打撃のいい駒大が早実斎藤相手にまったく打てない。そして早大もそこそこ打つが肝心なポイントではまったく打てない。そんな膠着状態のまま延長そして決着つかず・・。

実は先に駒大がHRで一点入れたところで勝負ありと思ったんだが、早実がその裏にすぐさま一点を返してしまう。しかもあわやHRという大飛球での犠牲フライで、あれ田中はどうしちゃったの?という感じはした。それまでは外野にあそこまで運ばれることがなかったからだ*1
そして、駒大が圧勝すると思っていたのに予想以上に斎藤が好投手だった。

延長入ってからの両投手の球速に注目すると田中は直球でも140キロでなくなって、斎藤は最終回に146キロを連発である。
田中は翌日のことを想定した計算、斎藤は翌日も投げるんだという気迫の違いはあったのかもしれないが、田中はちょっとスタミナか根性で見劣るかなーと思ってしまう。
まあ、田中はすでにプロ入りがほぼ確実視されているんだから、ここで大事な肩を酷使するのがありえないことだと考えているのかもしれない。
どちらが人のこころをうつかというのは言うまでもないことである。

*1:少なくとも早実には