鳥人計画
- 作者: 東野圭吾,角川書店装丁室
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2003/08/22
- メディア: 文庫
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自殺の動機が全然理解できない。読めるには読めるがこの小説がいいとは思わなかったな。
まあ、批判しているとみられるトレーニングの根本的な方向性に関しては俺もおかしいとは思うけど。ちょっとテーマがぶれてたかな。
以下ネタバレ
小説では天才楡井を殺した女が捕まらなかった。正確には捕まるシーンが描かれなかった。どうしても東野は女をひどく扱いたくないらしい。この女は家族を弾劾していたけどこいつ自身相当狂ってると思ったよ俺は。
楡井を殺そうとして殺せなかったコーチも頭いってるしね。
息子に狂ったトレーニングを課していた父親は理論派と見せて根本的に頭が悪いし。ちょっとどうしょうもない小説。